DoS攻撃って何?
って言われてしまうと話が訳がわからなくなります。
DoS攻撃を、メールでの不正アクセスにたとえると、スパム攻撃などになります。
このスパム攻撃って何?
って言われてしまうと訳がわからなくなります。
スパム攻撃は、現実世界に置き換えると、騒音による会話妨害になります。
つまり、言葉を遮るような行動です。
コンピュータも、処理速度が速いとか言われますけれど、限界はあります。
その限界を超えさせることで、コンピュータの能力を殺いでしまい、通常の動作を行えなくさせる行為、それがDoS攻撃になります。
バージョンアップの行動は、多数に及べば、このDoS攻撃と同等の効果があるということを念頭に置いてみましょう。DoS攻撃は、実際、バージョンアップの時期にこそ起きやすいものと言えるからです。それは、ゲーム内状況と、ネットワーク状況の2つの側面で利点があるためです。
ゲーム内状況としては、
・ログイン人数が少なくなることによる利点
貴重なアイテムをドロップするノトーリアスモンスターを独占しやすい
・サーバが再起動せざるを得なくなることによる利点
時間ポップによるノトーリアスモンスターが、短い間隔で確保できる
再度ログインしやすい状況であれば、さらに人数が減り、ログイン人数現象の効果がさらに強化される。
ネットワーク状況としては、
・すでに大量のバージョンアップによるアクセスが集中している
それほど大量のDoS攻撃を行わなくてもサーバーダウンに追い込める
バージョンアップによるアクセスログにDoS攻撃のログが紛れ込む可能性が高い
・サーバー機器の入れ替えが行われている
サーバー機器が完全な状態ではない可能性がある
新しいサーバー機器の情報を入手することができることもある
なんて。
裏を考えれば考えるほど、ひねくれていってしまう罠です。
だからこそ、バージョンアップについては、できればオフラインの状況でのバージョンアップも可能にした方がいいのかな…と思うこともあります。CDとかでのバージョンアップ、というものですけど。解析されるのが怖いでしょうけれど、アクセスが集中することとどちらが危ないのかな~、とか思ったり。どちらにしても、プログラム解析する人はいますし…ね。